コモンカルチャーNBAをご覧の皆さまこんにちわ。
いよいよプレシーズンに突入!まもなくシーズン開幕です!ワクワク。
ここ数年間はゴールデンステイトウォーリアーズの王朝時代でした。
しかし、ウォーリアーズ王朝時代はついに終焉を迎えるのか!?
このあたりを見て行きましょう!
昨シーズンまでのウォーリアーズ
まずはウォーリアーズの成績を振り返って見ましょう。
- 2013-14 WEST6位 Play off 1回戦敗退
- 2014-15 WEST優勝 NBAチャンピオン
- 2015-16 WEST優勝 ファイナル敗退
- 2016-17 WEST優勝 NBAチャンピオン
- 2017-18 WEST優勝 NBAチャンピオン
- 2018-19 WEST優勝 ファイナル敗退
ウエスタンカンファレンス5年連続優勝。そして5年連続でファイナルに進出し3度もNBAチャンピオンに輝いています。
2015-16シーズンは73勝し、勝利数NBA記録を樹立。
強すぎたウォーリアーズ。まさに王朝時代。
2009年にステフィン・カリーが入団し、2011年にクレイ・トンプソンの入団。2012年にはドレイモンド・グリーンやハリソン・バーンズが入団。
さらに2014年にスティーブ・カーヘッドコーチが就任。若手起用に力を入れていきます。
アンドレ・イグダーラやショーン・リビングストンらベテラン選手は若手にスターターを譲りセカンドユニットとしてチームをバックアップする体制を受け入れます。
セカンドユニットの活躍も大きく貢献しウォーリアーズはどんどん強くなって行きました。
チームの歯車が噛み合うとNBA記録を樹立するほど負けないチームが出来るのですから驚きです。
そしてウォーリアーズといえばスモールラインアップ戦術!
5人全員がスモールフォワード以下の構成で戦う戦術です。
大きい方が有利というバスケットボール競技そのものの概念を覆す戦術を多用。
メリットはアップテンポな試合運びが出来ることが大きいです。
ウォーリアーズの試合運びに相手が付いて来れないパターンが生まれます。
20点差開いている試合でも早い展開がハマりだすと10分で逆転しまうことが何度もありました。
初めてみる光景に私も随分と魅了されました。
この5年間、ウォーリアーズが達成してきた偉業はNBAの歴史に深く刻みこまれることになります。
王朝時代はついに終焉を迎えるのか!?
この5年間でリーグで最も強かったウォーリアーズ。
今夏、ケビン・デュラント、アンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンが退団。
そしてクレイ・トンプソンは怪我によりほぼ全休になると思われます。
ウォーリアーズ主力メンバー達の離脱で新シーズンは明らかに戦力ダウン。王朝時代が終焉を迎えようとしています。
果たしてそうなのでしょうか?
6年連続ウエスタンカンファレンス優勝というのはかなり厳しい状態にあります。
5位や6位という予想が多く、妥当であると感じます。
しかし、強いウォーリアーズに魅了されてきた私としては寂しい気持ちもあります。
あえてこの記事ではウォーリアーズがウエスタンカンファレンス優勝をする可能性についてウォッチしたいと思います!
ウエスト制覇に必要な5つのポイント
新シーズンのNBAは西高東低と言われるほどウエスタンカンファレンスにスーパースター級の選手が集まっています。
そんな中でウォーリアーズがウエストを制覇するために必要なキーポイントを挙げていきたいと思います。
キーポイント①アシスト数
ウォーリアーズの強みはスモールラインナップによるアップテンポな試合展開。
パス回しで相手ディフェンスを切り崩し得点を重ねていきます。
その結果、チーム全体アシスト数はウォーリアーズが5年連続トップです。
大体1試合平均29アシストで2016-17シーズンのみ平均30アシストを超えています。
これこそウォーリアーズ王朝が続いた秘訣です。
新シーズンはチームアシスト数平均30以上を目指して6年連続トップを目指すことがとても重要です。
ここを死守出来るか!?がウエストを制する1つ目のキーポイントになるでしょう。
キーポイント②新加入センターの開花
新シーズンよりウィリー・コーリー=ステインが加入しました。

- 1993年8月16日生まれ(26歳)
- 213cm 109kg (WS221cm)
- カンザス州出身
- ケンタッキー大学
- 2015年ドラフト6位指名
- キングス→ウォーリアーズ
昨シーズンのスタッツ
- 11.2得点
- 2.4アシスト
- 8.4リバウンド
- 1.2スティール
- 0.6ブロック
ビッグマンにも関わらず走れますしミドルショットも得意で器用な選手です。
センターにおいてはここ数年間でウォーリアーズに一番フィットするのではないかと思います。
注目は彼の昨シーズンのスタッツです。
得点とリバウンドでダブルダブルにほど近いスタッツを残しています。
新シーズンは平均15得点、10リバウンド超えでダブルダブルを記録出来るか!?
インサイドでの1on1が得意ではないため、得点源はグリーンからアシストを受けてアリウープ、そしてリングから離れて得意のミドルショットにこだわる事でチームに好都合が訪れます。
ウォーリアーズのオフェンスはインサイドにスペースが必要なため、ガッツリ系センターはマッチし難い特徴があります。
ウィリーの場合はプレースタイルから非常にマッチすると思われます。
ウィリーがダブルダブルを記録するか否かという点が2つ目のキーポイントです。
現在怪我でプレシーズンは全休なので早く完治させてコートに立ってほしいですね。
キーポイント③ルーキーの3ポイント
ウォーリアーズの強みはイグダーラやリビングストンが築いてきた戦力が落ちないセカンドユニット体制。
はっきり言ってこの2人が抜けた以上、これまでの半分以下まで戦力ダウンと言っても過言ではないでしょう。
そしてメンバーの若返りとサイズダウンにより、ドライブインが中々出来ず外でボールを回すだけになってしまう事が予測されます。
それであればセカンドユニットは3ポイントの応酬を仕掛け、新たなウォーリアーズの型を作るしかないと思います。
躊躇するなかれ!といった感じでしょうか?
そこで3ポイントが期待できるルーキー2名が恐れずショットを放つ事が重要ではないかと思います。

今年のドラフト全体28位指名のジョーダン・プールと全体41位指名のエリック・パスカルです。
2人ともドラフト上位選手に比べるとスピードやパワーは劣ります。
しかし、3ポイントやミドルショットは上位選手に負けていません。
ウォーリアーズは若手起用に躊躇がありませんので、2人は十分な出場機会が得られると思います。外角ショットの感覚を序盤で掴んでショット確率をあげて行ってほしいです。
2人とも大学時代の3ポイント確率は35%ほど。
ルーキーシーズンで放つ本数にこだわり、最終的にショット確率40%以上であればチームへの貢献度は非常に高いものになります。
2人がどんどん外角ショットを放ち、確率を上げられるか!?が3つ目のキーポイントになりそうです。
キーポイント④徹底的に3ポイントを狙う
近代バスケはセンターであっても3ポイントを放ちます。そして3ポイントの応酬が主流になっています。
4年前まではチーム全体3ポイント1,000本超えは存在しませんでした。しかし、昨シーズン1,000本を超えたチームは8チームです。
この流れを作ったのがウォーリアーズ。
当時、唯一3ポイント1,000本超えを達成させ、近代バスケのパイオニアでした。
ただ、最近はロケッツなど他チームに追い越されてしまっています。
その原因はケビン・デュラントの存在です。
どこからでも点が獲れる彼を得点源とした場合、3ポイントにこだわる必要がありませんでした。
しかし、もうデュラントがいません。
大きい相手に太刀打ちすべく開発されてきたウォーリアーズのスタイルを再度貫く必要があります。そのためには3ポイントが不可欠です。
レギュラーシーズン1,100本以上決められれば3ポイントランキング3位以内には恐らく入れます。
ここをクリアに出来るかどうかが4つ目のキーポイントになってくると思います。
キーポイント⑤カリーの真骨頂
最後はやはりステフィン・カリーの真骨頂に頼るしかありません。
2015-16シーズンには唯一平均30得点以上をあげて得点王となりました。
ケビン・デュラントの加入後はエースの座を譲り、得点は控えめになりましたが、それでも常に20得点後半をキープしています。
頼れる選手が続々と抜けた事でチーム最年長エースのカリーに負担が大きくのし掛かるのは明らかです。
ただ、この状況だからこそ彼の真骨頂が見られると期待されています。
ケビン・デュラント、クレイ・トンプソンという大きな得点源であった彼らが居ない中でカリーが平均30得点以上をあげられるか!?
ここが5つ目のキーポイントになってくるでしょう。
まとめ
ウォーリアーズがウエスタンカンファレンスを制するためには高いハードルを超える必要があることは否めません。
- チームアシスト平均30以上、6年連続トップを死守
- 新加入センター ウィリーが15得点10リバウンドのダブルダブルを記録
- ジョーダンとエリックのルーキー2人共3ポイント確率40%以上
- チーム3ポイント数1,100本以上
- カリーの平均得点30点以上
ディアンジェロ・ラッセルやドレイモンド・グリーンは安定した活躍が期待できます。
超えるべきハードルは非常に高いですが、個人的にはウォーリアーズが好きなので超えてほしいと願っています。
いよいよ始まる新シーズン、ウォーリアーズがどのような戦いを見せるのか!?注目していきましょう!
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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