コモンカルチャーNBAをご覧の皆さまこんにちわ。
NBA19-20シーズンの開幕がもうそこまで迫ってきています!
本日も新シーズンがより楽しめる情報をお届けして参ります!
ここ最近、デビューが待ち切れない八村塁の活躍予測を書いています。
今日は八村塁が新人王に輝けるのか!?
ここを見て行きたいと思います!
NBA歴代の新人王
NBAにおいて最も活躍したルーキーに贈られるルーキー・オブ・ザ・イヤー。
日本ではプロ野球で使われる「新人王」と言った方が伝わりやすいですね。
NBAでは1953年から制定された新人王ですが、厳選された審査で選ばれるこの賞は非常に歴史があります。
既に引退した新人王獲得選手は48人。
そのうち、殿堂入りを果たしたのは24人。
新人王を獲得した2人に1人が殿堂入りを果たしています。すごい…。
長い現役生活の中でわずか1年しか獲得するチャンスが無い貴重な賞なんですね。
実はどんな賞よりも貴重な栄光かも知れません。
そんな栄光の過去を辿って見ましょう!
新人王を受賞し殿堂入りを果たした主な選手
- 1960:ウェルト・チェンバレン(後に優勝2回、MVP4回など)
- 1970:カリーム・アドゥブル・ジャバー(後に優勝6回、MVP6回など)
- 1980:ラリー・バード(後に優勝3回、MVP3回など)
- 1985:マイケル・ジョーダン(後に優勝6回、MVP5回など)
- 1986:パトリック・ユーイング(後にオールスター選出11回など)
- 1989:デビッド・ロビンソン(後に優勝2回、MVP1回など)
- 1993:シャキール・オニール(後に優勝4回、ファイナルMVP3回など)
- 1997:アレン・アイバーソン(後にMVP1回、得点王4回など)
ざっと挙げましたが、まさに偉人の宝庫。
ちなみに新人王を獲得した現役選手も見てみましょう!
- 1999:ヴィンス・カーター(後にオールスター選出8回など)
- 2004:レブロン・ジェームズ(後に優勝3回、MVP4回など)
- 2008:ケビン・デュラント(後に優勝2回、ファイナルMVP2回など)
- 2012:カイリー・アービング(後に優勝1回、オールスターMVP1回など)
現役選手でも殿堂入りが目される選手が多いですね。
改めて新人王の価値ってめちゃくちゃ高いことが分かります。
19-20シーズン新人王候補の筆頭は?
さぁ、そして我らが八村塁が新人王に輝けるのか!?
その可能性を探って行きましょう!
過去30年間に新人王を獲得した選手のうち、ドラフト1位指名で入団した選手は14名。
半数近くの選手がドラフト1位指名を受けて、前評判通りの活躍をしています。
ちなみに八村塁と同期にあたる今年のドラフト1位指名は、レブロンジェームズ以来のスターと目されるザイオン・ウィリアムソン。
超強力なライバルです。
ちなみにザイオン・ウィリアムソンのプレーはこちらをご覧ください。
まさに逸材。
新人王候補筆頭です。
八村塁が新人王に輝く可能性は高い!?
新人王の選出はスポーツ記者や放送関係者による選出で決まります。
投票者の最も印象に残った選手が投票数を獲得しますが、その中に個人スタッツはもちろん大きな影響があります。
前回の記事では八村塁と同じドラフト全体9位指名で入団した選手たちのルーキーイヤーに残した主なスタッツをご紹介しました。
ドラフト上位指名の選手ほど個人スタッツが高い傾向にあることから新人王に選ばれやすいというのは理解出来ます。
しかし、近年では個人スタッツ以上にチームへの勝利貢献度が重要視され始めています。
それをまさに表しているのが3年前の新人王。
ドラフト1位指名者が約半数を占める新人王になんと、ドラフト2巡目全体36位指名の選手が選ばれました。
ドラフト2巡目選手が選ばれるのは史上初!
その選手は来シーズンはインディアナペイサーズでプレーをするマルコム・ブログトンです!

- 2016年全体36位指名
- ミルウォーキーバックス入団
- インディアナペイサーズ所属
- 2017年新人王
- 196cm 98kg
ちなみにルーキーイヤーの1試合平均の個人スタッツは
- 10.2得点
- 4.2アシスト
- 2.8リバウンド
- 1.1スティール
そこまで目立ったスタッツではありません。
ちなみにレブロン・ジェームズのルーキーイヤーの1試合平均個人スタッツは
- 20.9得点
- 5.9アシスト
- 5.5リバウンド
- 1.6スティール
同じ新人王でも個人スタッツはこれだけ違います。
ではなぜブログトンが新人王に輝けたのか?
それは勝利貢献度の高さです。
ブログトンはルーキーイヤーの途中からスタメンに抜擢され、ミスの無い堅実なプレースタイルで勝利へ貢献。
チームは7年振りに勝率5割を超えてプレイオフ進出を果たします。
ブログトンの場合、ルーキーイヤーでのターンオーバー平均が1.4回。
ブログトンの翌年に新人王に輝いたベン・シモンズはターンオーバー平均3.4回です。
ブログトンのミスが少なく勝率を上げるプレースタイルが評価されたということですね!
実は八村塁の強みもまさにこの部分にあります。
ゴンザガ大学キャリアでのターンオーバー平均はわずか1.2回。
ちなみにザイオン・ウィリアムソンの場合、デューク大学キャリアでのターンオーバー平均が2.4回。
八村塁の堅実なプレースタイルがうかがえるデータです。
八村塁の場合、恐らくブログトンを超えるスタッツを残せると思います。
そこに加えてターンオーバー平均1.5以下に抑え、スタメン定着とプレイオフ進出が叶えば新人王は十分に狙えます。
八村塁が新人王に輝く条件として
- 1試合平均15得点以上
- 1試合平均6リバウンド以上
- 1試合平均1.5ターンオーバー以下
- スタメン定着
- プレイオフ進出
このあたりが鍵を握りそうです。
ただ、八村塁にとってハードルは高くないと思います!
八村塁の新人王獲得の可能性は高いと思います!
そんな期待も込めて日本から声援を送りましょう!
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