コモンカルチャーNBAをご覧の皆さまこんにちわ。
10月から始まる新たなシーズンに向けて注目ポイントを本日も紹介していきます!
リバウンドを制する者はゲームを制す
バスケットボールの主なプレーは、得点やアシスト、そして「リバウンド」が挙げられます。
そこで今回はリバウンドにフォーカスを当ててみましょう!
リバウンドというのはシュートが外れて跳ね返ったボールを拾うこと。
大体1試合で2チーム合わせて200本のシュートを放ちます。
2本に1本の確率でシュートが外れた場合、100本近くリバウンドが発生しますね。
そして、100本ほどあるリバウンドの中には「オフェンスリバウンド」と呼ばれるものと「ディフェンスリバウンド」と呼ばれるものに分かれます。
オフェンスリバウンドとは、味方が外したシュートのリバウンドを取ること。
オフェンスリバウンドが取れれば、もうオフェンスができます。
ディフェンスリバウンドとは、敵が外したシュートのリバウンドを取ること。
ディフェンスリバウンドを取れれば、相手にオフェンスのチャンスを与えずに済みます。
リバウンドの回数が多いほどオフェンス回数に差がつき、勝利に繋がりやすい。
こういったことから、「リバウンドを制する者はゲームを制す」と言われます。
リバウンドが重要なプレーであることが伝えられましたでしょうか?
ではここからリバウンドの魅力に触れていきましょう!
リバウンド王と呼ばれた男
日本ではバスケブームを引き起こした漫画「スラムダンク」が有名です。
その中の主人公はリバウンドに優れた選手という設定で、「リバウンドを制する者はゲームを制す!」という言葉が何回も登場します。
この主人公の題材となっているNBAレジェンドプレーヤーこそかつてリバウンド王の名を独占していた男。
奇抜なルックスでありながら、地味なリバウンドというプレーに全勢力をかけ続けたレジェンドプレーヤー。
デニスロッドマン!
それがこちら
彼のボールへの執念には感動すら覚えます。
このボールに食らいつく姿を見れば、リバウンドプレーは本当にカッコいい!
リバウンド一筋でレジェンドとなるには理由がありますので、触れていきましょう。
デニスロッドマンはリバウンダーというチームで重要な役割を担っていました。
ただ、得点を量産するエースとは程遠いものがあったと思います。
それにも関わらず、デニスロッドマンは現役中に5回もNBAチャンピオンに輝いています。
さらに加えて、1992年〜1998年にかけて7年連続でリバウンド王に輝いています。
これはまさに、リバウンド王と呼ばれる存在がチームにいることで優勝の確率がグッと上がる事を証明しています。
この結果から見てもリバウンドを制する者はゲームを制すわけですね!
では現役プレーヤーでリバウンド王は存在するのか?
このあたりを見ていきましょう。
現在もリバウンド王は存在する!?
結論から言うと、デニスロッドマン以来のリバウンダーは現在のNBAに存在します!!
その選手は昨シーズンを含め、2年連続でリバウンド王に輝き、7年間のキャリアで既に3度のリバウンド王を受賞。
これはデニスロッドマンのリバウンド王獲得ペースを上回っています。
また、1試合平均16リバウンドという記録はデニスロッドマン以来。
現在のNBAでのリバウンド王の座は完全に彼が独占しています。
その選手こそ新シーズンで注目していただきたい!
アンドレドラモンド!

- ポジション:センター
- 2012年ドラフト9位
- デトロイトピストンズ
- 26歳/211cm/122kg
そのプレーがこちら
ドラモンドが所属する、デトロイトピストンズはデニスロッドマンの背番号「10」を永久欠番としています。
新旧リバウンド王がどこか繋がっているような気もしますね。
新シーズン、最も注目していきたいのは、やはりドラモンドのリバウンド。
3年連続リバウンド王に是非輝いてほしい!
デニスロッドマンの記録にどこまで迫れるのか、今のNBAで狙えるのはドラモンドただ一人。
ここに是非注目していきましょう!
ピストンズは優勝を狙えるのか?
「リバウンドを制する者はゲームを制す」と言うことはピストンズが優勝を狙える!?
結論から言うと、まだ優勝は厳しそうだが、必ず順位は上げてくる。また、外角シュートの超強力補強が出来れば優勝も見えてくる。このように感じています。
シューターにとって、強力リバウンダーの存在は外しても取ってくれるという安心感があり思い切りシュートが放てます。
よって、強力なリバウンダーと相性が最も良いのは外角シュートを得意としている選手です。
デニスロッドマンが5度の優勝を経験した要因には常にその相性に恵まれていた事が大きいです。
現在のデトロイトピストンズにも強力なエースは存在しています。
2009年のドラフト1位指名で入団したブレイクグリフィン。
ステフィンカリーやジェームズハーデンと同期にも関わらず、全体の1位指名での入団ですから、ものすごい選手である事は十分分かりますね。
ブレイクグリフィンが得意のプレーはゴール下まで切れ込むインサイドプレー。
得点力は非常に高いものの、強力リバウンダーとの相性はイマイチという点がピストンズの惜しいところ。
ピストンズは超強力リバウンダーのドラモンドを活かすためにも外角シュートが強化できれば一気に強くなります。
ちなみに昨シーズンのピストンズの「3ポイント決定数」はNBA全チームで10位。
そして「3ポイント確率」は22位という結果でした。
この結果をどう見るかというと、3ポイントの決定確率は低いが、外れてもリバウンドを取ってくれるので、シュートの放つ本数は多い。
よって確率は22位だが、決定数は10位まで伸ばせている。
このことからピストンズは3ポイントの確率を上げる事がキーポイントであると思います。
インサイドでは絶対エースのグリフィンがいくらでも得点を挙げます。
強豪チームのウォーリアーズ、ロケッツ、バックスは3ポイント決定数のトップ3です。
強力リバウンド王のおかげでシュートを放つチャンスが多いアウトサイドプレーヤー達が高確率でシュートを決める!
3ポイント決定数がトップクラスに食い込んでくれば優勝候補にも名前が挙がってきます。
NBA全体の勢力図も大きく変化しましたので、順位が上がってくることは間違いないと思います。
是非、レギュラーシーズンを終えた時にイースタンカンファレンス3位くらいまで浮上してほしいですね!
ドラモンドが3年連続バウンド王獲得なるか!?
昨年イースタンカンファレンス8位のピストンズはどこまで順位を上げてくるのか?
こういったところに是非注目していきましょう!
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