7月31日にNBA19-20シーズンが再開しました。
再開後、マブスやバックスの強豪相手に2連勝と好調に突っ走るのはヒューストンロケッツ。
ロケッツは今期途中からスモールボール戦術を採用し話題になりました。スモールボール戦術とは?を振り返りながら今のロケッツの強さの秘訣に迫っていきたいと思います。
スモールボール戦術とは?
ロケッツはスーパースターであるウエストブルックを迎え入れて今期スタート。
ジェームズハーデンとウエストブルックの2枚看板は期待されましたが、プレーオフ圏内をキープするものの順位は昨年を下回る結果に。
結局チームの方向性が定まらずハーデンの1on1に頼る状況が続きましたね。ウエストブルックもフィットしていないという印象でした。
ひげ丸
ビブスくん
2月のトレードデッドラインでロケッツは思い切ったトレードに踏み切ります。
センターポジションのカペラを放出しスモールフォワードポジションのコビントンを獲得します。ここでポイントなのは唯一センターだった選手を放出してしまうということです。
ロケッツが新たにセンターとして起用したのが身長195.6cmのPJタッカー。
本人もSNSでネタにしていました。

ロケッツのスターター平均身長は195cm。
MCだるま
ビブスくん
ひげ丸
スモールボールで挑んだ初戦の様子をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?スモールボールの概要はこのくらいにして最近のロケッツを見ていきましょう!
好調①徹底したスリー狙い
このスモールボール戦術は「2点取られたら3点で返す」でしたね。
その意図を選手たちは理解した結果、バックス戦でロケッツが放ったスリーはなんと61本!
ひげ丸
スリーを打て!という指示があるので選手たちは躊躇がありません。皆スリーの精度が上がってきてるのがすごいですね。
MCだるま
ビブスくん
好調②ウエストブルックのドライブ
スピードスターのウエストブルックは役割が皆と異なります。
全員スリーを狙うため広がったディフェンスの穴を狙ってペネトレイトを仕掛けるのが彼の役割となります。
皆のスリーが好調ということもあり、ウエストブルックがディフェンスの隙をついてうまくドライブを成功させていますね。
ひげ丸
好調③機能し始めたディフェンス
スモールボールは何回も言ってますが「2点取られたら3点で返せ」です。
でも当然失点は抑えたいのは当たり前ですよね。
身長が明らかに低いロケッツが意識しているのは1on1の高さで勝てないため、全員で守る意識が非常に強くなっています。
ビブスくん
高さのミスマッチかつゴールから少し離れている場合はダブルチームを仕掛けてます。
こちらもペイント内に侵入してきたヤニスアデトクンポに素早いヘルプに入っています。
これはバックス戦で試合を決めたと言ってもいいディフェンスシーンです。
ヤニスのポストプレーの間にディフェンス2人がヘルプに行こうとしているのが分かります。
パスコースも狭くなり苦し紛れのパスは通ったものの、ショットクロックバイオレーション。
ロケッツがリードを守り切った瞬間です。
MCだるま
ビブスくん
おわりに
いかがだったでしょうか?
まだ再開したばかりということで完璧ではないと思いますが、シーズンが中断する前に比べてチームワークが良くなっているように感じました。
しかし、本日はトレイルブレイザーズに敗れてしまいましたね。
ロケッツにとっては現在の順位は不本意だと思います。
プレーオフでどこまで挽回できるのか注目してみたいと思います。
スモールボール戦術が吉と出るのか凶と出るのか、是非皆さんもチェックしてみてください。
それでは引き続きNBAを観て盛り上がっていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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