コモンカルチャーNBAをご覧の皆さまこんにちわ。
まもなく始まるNBA新シーズンがさらに楽しめる情報を本日もお届けして参ります。
早速ですが、2019-20シーズンのイースタンカンファレンス覇者はどのチームでしょうか?
その筆頭にフィラデルフィア76ersが存在します。
今夏、シクサーズはトレードでメンバーも大きく変わりました。
果たしてシクサーズが真のイースト優勝候補なのか?
そして、注目したい新加入メンバーがいます。
本日はこのあたりを見て参りましょう!
76ersが飛躍した理由は?
まずはシクサーズの過去成績を見てみましょう。
- 12-13 イースト 9位 Playoff 進出ならず
- 13-14 イースト14位 Playoff 進出ならず
- 14-15 イースト14位 Playoff 進出ならず
- 15-16 イースト14位 Playoff 進出ならず
- 16-17 イースト14位 Playoff 進出ならず
- 17-18 イースト 3位 Playoff 2回戦敗退
- 18-19 イースト 3位 Playoff 2回戦敗退
ざっと7年間振り返りましたが、イースト14位が定着していたにも関わらず、直近の2年間は3位にまで一気に上昇。
大型ルーキーのジョエル・エンビード(2014年3位指名)とベン・シモンズ(2016年1位指名)がデビューしたことで彼らの活躍が一気に勝率を上げたということです。

エンビードは2014年にドラフトされたものの、怪我により2年間も休場。2016年にデビューを果たすもまたもや怪我で大半を休場。
ようやく2017-18シーズンにフルシーズン戦い抜くことが出来たため、3年越しのデビューとも言えます。

オーストラリア出身のシモンズ。
2016年全体1位で指名されるも2016-17シーズンは怪我により全休。
翌年、2017-18シーズンでデビューし新人王に選ばれました。
大型ルーキーが中々デビュー出来ないもどかしい状況が続いたシクサーズ。
しかし2人がデビューし、ここまでチームが躍進するとは驚きです。
たった2年で一躍スターコンビとして名乗りを挙げたエンビードとシモンズのプレーをご覧ください。
76ersの昨シーズン振り返り
昨シーズンはイースタンカンファレンス3位でプレイオフへ進出。
カンファレンスセミファイナルで昨年のNBAチャンピオン、トロントラプターズと対戦しました。
3勝3敗で迎えた最終戦。
90対90の同点で第4QT残り4.2秒ラプターズボール。
カワイ・レナードにボールが渡り残り1秒で放ったショットはゴールリングに3回バウンドをした後、スポッっとリングの中へ。
ブザービーターが決まり試合終了。
昨年の覇者トロントラプターズを最後の1ゴールまで追い込み、敗退後のエンビードの涙は非常に熱いものを感じさせてくれました。
ちなみに昨シーズンのスターターはこちら。

シーズンの途中からジミー・バトラーとトバイアス・ハリスがトレードされシクサーズに入団。
1人1人の平均得点を見るだけでも超強力布陣。
ラプターズに勝っていたら、もしかしてNBAチャンピオンだった!?たらればの話ですね。
さぁ今やトップチームに名を連ねることになったシクサーズ。
オフシーズンに大きな動きを見せました。
2019-20シーズンの布陣
こちらが新シーズンのスターター予想です!

昨シーズンからスターターが2名も入れ替わっています。
シューティングガードのJ.J・レディックとスモールフォワードのジミー・バトラーが移籍。
そしてボストンセルティクスからアル・ホーフォードとマイアミヒートからジョシュ・リチャードソンが加入しました。
レディックとバトラーの退団は非常に痛い!
平均得点だけで見ても、退団した2人を合わせて36.8得点。新加入の2人を合わせて29.5得点。
その差、マイナス7.3得点。
得点だけで見るものではないですが、戦力低下に見えてしまうのも否めません。
ところが、実はこれは戦力アップ!?かもしれません。見て行きましょう。
新シーズン76ersパワーアップ①
リーグ屈指のパワーフォワードプレーヤー、アル・ホーフォードの加入によりこれまで同ポジョションのトバイアス・ハリスがスモールフォワードにコンバートされる可能性があります。
208cm、ウィングスパン218cmのハリスがスモールフォワードにコンバートされたら、完全にミスマッチが生まれます。
- SF ハリス (208cm/WS218cm)
- PF ホーフォード (208cm/WS215cm)
- C エンビード (213cm/WS226cm)
3人とも外角シュートあり…。
この3人に動き回られたら止められるチームあるのでしょうか。
あえてここはトバイアス・ハリスの暴れっぷりを新シーズンは注目して行きましょう!
新シーズン76ersのパワーアップ②
76ersの場合、エースのベン・シモンズは外角ショットが苦手というのは有名ですよね。
外角を得意とするレディックの穴はアウトサイド弱体化として大きな問題です。
そこに新加入したのが、昨シーズンまでマイアミヒートでスターターを務めたジョシュ・リチャードソン!

年々得点力が上がっているリチャードソンは昨シーズンキャリアハイの平均16.6得点を記録。
そしてディフェンスが得意という特徴が一番です。
昨シーズンはスタッツを落としたものの、一昨年はスティール部門リーグ11位、ブロック部門はガード選手にも関わらずリーグ33位。
ちなみに同シーズンのベン・シモンズはスティール部門リーグ3位です。
ディフェンスが得意ではなかったレディックの代わりに超強力ディフェンダーガードが加入したシクサーズ。
シモンズとリチャードソンのガードコンビはリーグ屈指のディフェンス力を誇ることになりそうです。
走れるインサイドプレーヤーを備えたシクサーズのファストブレイクは増えるでしょう!
外角ショットの不安はありますが、ファストブレイクが増えること、ビッグマンも3ポイントが得意、以上のことから見ても、全く問題がありません。
元々高いオフェンス力に加えてサイズアップ、ディフェンス力アップ、ファストブレイク数アップ、申し分ないパワーアップを果たしたと言えます。
イースト優勝候補大本命は76ers!かも知れません。ただ、バックスも強いよ…。
西高東低と言われる新シーズンですが、76ersの大暴れも注目して行きましょう!
最後はジョシュ・リチャードソンのプレーでしめましょう!
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